金利変動リスクを点検=立ち入り再開―23年度日銀考査方針
日銀は14日、金融機関の経営状況を調べる2023年度の考査方針を発表した。金利動向の変化に伴って国内金融機関が抱える有価証券の評価損に関するリスクを中心に点検する。コロナ禍で控えていた本格的な立ち入り調査を4年ぶりに再開する。
22年度は海外の金利上昇などを受け、国内金融機関が保有する外国債券の評価損が拡大。国内債でも評価損が生じている。日銀は考査に当たり、国内外の債券市場でのイールドカーブ(利回り曲線)の変化や、市場変動による評価損のリスク拡大などの把握を重点事項に据えた。
米シリコンバレー銀行(SVB)などの破綻は、金利上昇による保有債券価格の下落が要因だった。日銀は、SVBの預金構造の特殊性などから「現時点で影響は限定的」(金融機構局)との認識を示しつつも、「SVBの件も含めて、金利動向や金融機関の有価証券投資、あるいはリスク状況を丁寧に見ていきたい」(同)としている。
[時事通信社]
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