金先物、最高値更新=11カ月ぶり―大阪取引所
日本取引所グループ(JPX)の大阪取引所では14日、金の先物相場が上伸し、取引の中心となる2024年2月決済物が約11カ月ぶりに過去最高値を更新した。相次ぐ米銀行の経営破綻をきっかけに、金融市場で世界的に動揺が広がる中、安全資産とされる金を買う動きが強まった。
同日の取引で2月決済物は1グラム当たり8185円まで上昇し、昨年4月に付けた8160円を上回った。米国の中堅銀行2行の破綻を機に指標のニューヨーク金先物相場が急伸したほか、東京時間の為替相場が円安気味に推移したことが国内金相場の上昇につながった。
市場では「金融市場の動揺で米連邦準備制度理事会(FRB)が進めてきた積極的な利上げが終息に向かうとの見方があり、利子を生まない金は追い風が吹いている。次は8500円が目標になる」(商品アナリスト)との声が聞かれた。
国内の金現物価格は14日、田中貴金属工業の店頭小売価格が1グラム当たり9050円(税込み)を付け、前日に続いて最高値を記録した。
[時事通信社]
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