パンや麺に値上げ圧力=輸入小麦、5.8%上昇―政府、算出方法変更で抑制も
政府は14日、製粉会社への輸入小麦の売り渡し価格について、4月以降は1トン当たり7万6750円と、値上げ率を2022年10月~23年3月に比べて5.8%の上昇に抑制すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻の影響で約13%の上昇が見込まれていたが、算出方法を変更することで上げ幅を圧縮した。ただ、小麦粉を原料とするパンや麺類の小売価格を押し上げる圧力となりそうだ。
売り渡し価格は08年10月の7万6030円を上回り、現行の算定方式での過去最高を更新した。野村哲郎農林水産相は同日の記者会見で、「輸入小麦から国産小麦へ、あるいは米粉への切り替え、米の消費拡大へ一層進めることが重要」と語った。
[時事通信社]
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