岸田首相陳謝「差別あってはならず」=LGBT法案に前向き―衆院予算委
衆院予算委員会は8日、岸田文雄首相と関係閣僚が出席し、集中審議を行った。性的少数者(LGBTなど)や同性婚を巡る前首相秘書官の差別発言に関し、首相は「性的指向、性的自認を理由とする不当な差別、偏見はあってはならない」と述べた。自民党の宮下一郎氏への答弁。
首相は「不快な思いをさせた方々におわび申し上げる」と改めて陳謝。「多様性を尊重し、包摂的社会を実現していく政府方針を丁寧に説明したい」と語った。
LGBTなどに対する理解増進法案の扱いに関しては「自民党でも提出に向けた準備を進めることを確認している。議員立法の動きを尊重しつつ見守りたい」と述べ、法制化に前向きな姿勢を示した。立憲民主党の岡本章子氏への答弁。
岡本氏は同性婚の法制化について「社会が変わってしまう」とした1日の首相答弁について質問。首相は「国民生活の基本、家族観と密接に関わり、国民に幅広く関わる問題との認識で申し上げた。ネガティブなことを言っているのではない」と釈明した。
◇北方四島帰属が基本
首相は、北方領土問題を含む日ロ平和条約交渉について「四島の帰属問題を明らかにし、交渉を進めていく。この基本的な線は変わるものではない」と説明した。立民の野田佳彦元首相への答弁。
[時事通信社]
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