経常黒字半減、8年ぶり低水準=資源高・円安で「稼ぐ力」低下―22年
財務省が8日発表した2022年の経常黒字額は前年比47.0%減の11兆4432億円と、8年ぶりの低水準に落ち込んだ。前年を10兆1478億円下回り、過去最大の減少額を記録した。資源高と円安進行で輸入額が急増し、貿易収支は赤字に転落。経常収支で示される国の「稼ぐ力」は低下した。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は15兆7808億円の赤字(前年は1兆6701億円の黒字)で、過去最大の赤字額だった。輸出額は自動車などが伸び、19.9%増の98兆6903億円。一方、ロシアによるウクライナ侵攻を背景に原油などの資源価格が高騰したほか、円安によるコスト増加もあり、輸入額は42.0%増の114兆4711億円と初の100兆円超えとなった。
[時事通信社]
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