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2023-02-08 01:44TOPICS

トルコ地震、犠牲者５０００人以上＝シリアも被害甚大、２万人負傷

７日、トルコ南部ハタイ県の大地震被災地（ＥＰＡ時事）
７日、トルコ南部ハタイ県の大地震被災地（ＥＰＡ時事）

　【アダナ（トルコ）時事】トルコで６日未明に起きた強い地震で大きな被害が出たトルコ南部・南東部やシリア北部では、７日も捜索活動が続いた。ＡＦＰ通信によると、両国合わせて５０００人以上の死亡が確認された。また、負傷者は２万人を超えた。
　トルコのエルドアン大統領は７日、テレビ演説し、大地震被災地の１０県に３カ月間の非常事態を宣言した。救援・復旧で「作業を迅速に行えるようにするためだ」と国民に理解を求めた。
　日本人の被害について、在トルコ日本大使館は７日、これまでのところ情報はないと明らかにした。６日に日本を出発した国際緊急援助隊・救助チームは７日にイスタンブール入り。被害が特に大きいトルコ南部カフラマンマラシュ県で活動を行う方向で現地当局との調整が進められている。
　トルコでの死者は３７０３人に達し、シリアでは少なくとも１７１２人が死亡した。両国で数千棟の建物が倒壊し、今も多くの人ががれきの下敷きになっている。エルドアン大統領は６日、甚大な被害が出ていることを受け「１２日まで７日間の服喪」を宣言していた。　

７日、トルコ南部カフラマンマラシュ県の倒壊した建物で、救助活動を続ける救急隊（ＡＦＰ時事）
７日、トルコ南部カフラマンマラシュ県の倒壊した建物で、救助活動を続ける救急隊（ＡＦＰ時事）
６日、トルコ南部ハタイ県で、がれきから救助された自分の娘を抱く警官（ＡＦＰ時事）
６日、トルコ南部ハタイ県で、がれきから救助された自分の娘を抱く警官（ＡＦＰ時事）
６日、トルコ南部ハタイ県で、地震により倒壊した建物の壁に耳を当て捜索を続ける救助隊（ＥＰＡ時事）
６日、トルコ南部ハタイ県で、地震により倒壊した建物の壁に耳を当て捜索を続ける救助隊（ＥＰＡ時事）

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