22年消費支出、1.2%増=旅行や娯楽が伸び

総務省が7日発表した2022年の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は月額の平均が29万865円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年比1.2%増加した。プラスは2年連続。コロナ禍で停滞していた旅行や娯楽など外出を伴う支出が増えた。
主な支出の内訳を見ると、宿泊料などの教養娯楽が8.2%、交通・通信が6.0%それぞれ増加。年末年始やゴールデンウイークの外出が活発化した影響で、被服および履物も3.1%増と堅調だった。
ただ、コロナ前の19年と比べると、パック旅行費や飲酒代は5割以上のマイナス、鉄道や航空運賃も3割減と低調だ。総務省の担当者は「コロナの影響は縮小しつつあるが、コロナ前には戻ってない」と説明している。
同時に発表された22年12月の消費支出は32万8114円と、実質で前年同月比1.3%減少した。マイナスは2カ月連続。政府の観光需要喚起策「全国旅行支援」の効果で宿泊料が増えた一方、巣ごもり需要の落ち込みで食品関係が減った。
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