中国気球、東に移動=米、偵察用と断定
【ワシントン時事】米国防総省のライダー報道官は3日の記者会見で、米本土上空を飛行している中国の偵察気球について、「東の方に移動している」と明らかにした。2日時点では西部モンタナ州の上空にあったが、現在は「北米大陸の中央部」と述べるにとどめた。
米中西部ミズーリ州の気象当局は3日午後、地上から撮影した気球の写真を投稿した。米国内では撃墜を求める声が上がっており、ライダー氏も「われわれは状況を注意深く監視し、対応を検討しているが、具体的な内容には踏み込まない」と撃墜の可能性も示唆した。
中国政府は気球が中国のものであることを認めた上で、「気象研究用」と主張している。しかし、ライダー氏は「事実として、これは偵察気球だ」と断言。「われわれの領空と国際法を侵犯しており、容認できない」と非難した。
[時事通信社]
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