浜田防衛相、「攻撃着手」は個別判断=反撃対象も明言避ける
浜田靖一防衛相は3日の衆院予算委員会で、安全保障関連3文書に保有を明記した反撃能力(敵基地攻撃能力)の行使要件である「武力攻撃の発生」をどの時点で認定するかについて、「国際情勢、攻撃国の意図、手段などによる。個別具体的に判断すべきだ」と述べた。反撃対象についても具体的な言及を避けた。
反撃能力を巡り、政府は相手国が攻撃に着手したと認められれば、ミサイル発射前などでも行使可能との立場を取る。立憲民主党の本庄知史氏は「何をもって着手と考えるのか」と質問。浜田氏は「手の内を明らかにすることは安全保障上控えるべきだ」と述べるにとどめた。
本庄氏が「反撃対象はミサイル発射源に限られているのか」と尋ねたのに対し、浜田氏は「対象を厳格に軍事目標に限定するのを当然とし、個別具体的な状況に照らして判断する」と語った。
[時事通信社]
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