米との協定「近く延長」=日本の処理水放出、改めて支持―ミクロネシア大統領
来日しているミクロネシア連邦のパニュエロ大統領は3日、東京都内の日本記者クラブで会見し、米国との経済、安全保障に関する協定「自由連合協定(コンパクト)」が近く更新され、さらに20年間延長されるとの見通しを示した。
パニュエロ氏は来日前に訪れたワシントンでコンパクトの更新について米国側と協議したことを明らかにした上で、「近く20年間の延長に関する覚書を交わすだろう」と述べた。
コンパクトは、米国から経済援助を受ける一方、国防の権限を米国に委ねるというもの。ミクロネシアに加え、マーシャル諸島、パラオがそれぞれ米国と締結している。中国が太平洋島しょ国への影響力を強める中、米政府は協定の更新を急いでいた。
またパニュエロ氏は、東京電力福島第1原発から出る処理水の海洋放出を支持する考えを改めて表明。日本の「透明性の高い丁寧な説明」により、海洋資源が傷つけられる恐れがないと感じたと説明した。
[時事通信社]
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