香川、ついにC大阪復帰決断=恩人の下で躍動なるか―Jリーグ
サッカーJ1のC大阪は1日、ベルギー1部リーグ、シントトロイデンから元日本代表MF香川真司(33)を完全移籍で獲得したと発表した。2010年以来のJリーグでのプレーとなる。
昨年4月にC大阪の練習に参加するなど、移籍後も古巣との関係が続いていた。復帰要請も20年以前から受けてきた。これまでは海外からのオファーを優先させてきたが、ついに欧州から戻る決断をした。
かつてドルトムント(ドイツ)で大活躍するなど、敏しょう性を生かしたドリブルや巧みなパスを武器に海外の計6カ国でプレー。日本代表では10番を背負って2度ワールドカップに出場した。C大阪は経験を若手に還元することを期待している。
C大阪の小菊監督はスカウト時代に香川の素質を見いだし、高校生でのプロ入りに導いた。コーチとしても指導し、「真司以上に才能を持った選手はたくさんいたが、彼以上の努力ができる選手はいなかった」とサッカーに取り組む姿勢を高く評価している。19年を最後に日本代表から遠ざかり、クラブでの出場も減ってきていた。恩人の下で輝きを取り戻し、Jリーグを沸かせたい。
◇香川真司の略歴
香川 真司(かがわ・しんじ) 仙台市のFCみやぎバルセロナユースから06年にC大阪入団。09年はJ2得点王となりJ1昇格に貢献。10年夏にドルトムント(ドイツ)に移籍し、リーグ2連覇。12年夏からはイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドでプレー。W杯は14年から2大会連続出場。国際Aマッチ通算97試合で31得点。175センチ、68キロ。33歳。神戸市出身。
◇与える影響大きい
C大阪・森島社長 (香川について)いろんな経験をして、勝者のメンタルを持っている。チームに与える影響は大きい。ピッチでの姿で引っ張っていってほしい。
[時事通信社]
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