甲子園での輝き、プロでも=山田、気負わず足場固め―プロ野球・西武
甲子園で輝きを放った西武のドラフト5位、山田陽翔投手(滋賀・近江高)は、プロの舞台でも活躍する日に向け足場を固めようとしている。「一番はけがしないこと。同時に体づくり」とテーマを掲げ、焦ることなく新人合同自主トレーニングに臨んでいる。
最速149キロの速球に加え、鋭いスライダー、フォークを操る。力感あふれる右のオーバースローで、これまでより「球の回転や切れは少し上がっているのかな」と手応えを語る。上体に頼って投げがちになることが課題と感じており、ブルペンでは下半身をしっかり使うことやスムーズな体重移動を心掛けている。
近江高ではエースで4番、さらに主将として昨年の甲子園で春準優勝、夏4強の原動力に。高校日本代表でも主将を務めた。ともにドラフト1位でプロ入りした巨人の浅野(高松商高)やDeNAの松尾(大阪桐蔭高)らと同様、この世代の「顔」と言える選手だ。
上位での指名ではなかったが「ここから頑張ろうと、ポジティブに捉えられた。変に気負わず入ることができた」。同期とともに笑顔で汗を流しながら「向上心だけを持ってやっていきたい」と快活に話す。
ルーキーイヤーは「プロの練習にしっかり慣れて、けがなく1年間を終える」ことが目標。175センチ、83キロの体を一回り大きくしようとも考えている。先発でも救援でも「チームに求めていただける場所で投げたい」。まずは強固な土台を築く。
[時事通信社]
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