2023-01-27 19:37スポーツ

サバレンカ、初Vへ絶好調=ルバキナは強烈サーブで対抗―全豪テニス

 【メルボルン時事】テニスの全豪オープン女子シングルス決勝は28日、世界ランキング5位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)と25位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が対戦する。ともに全豪の決勝は初めて。
 第5シードのサバレンカは強打が武器の24歳。ダブルスでは2019年全米、21年の全豪オープンを制した実績を持つ。シングルスでは四大大会初の決勝。今季は前哨戦のアデレード国際1を1セットも落とさず制し、今大会も準決勝まで全てストレート勝利。目下絶好調だ。
 ルバキナとも相性が良く、過去3戦3勝。グランドスラム初優勝が懸かる一戦にも「決勝をとても楽しみにしている」と気負いはない。
 勢いではルバキナも負けていない。昨年のウィンブルドン選手権を制した23歳は、持ち前の強烈なサーブで相手を圧倒し、第22シードから勝ち上がった。
 4回戦では世界ランク1位のシフィオンテク(ポーランド)をストレートで撃破。その後も17年全仏優勝のオスタペンコ(ラトビア)、12、13年全豪連覇のアザレンカ(ベラルーシ)と強豪を次々と沈めた。昨年の経験が大きく生かされているようで「ウィンブルドンでは全てが新鮮だった。今は何が起こるか理解している」。大舞台での戦い方を心得、地に足を着けて2度目のビッグタイトルを狙う。
[時事通信社]

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