米、半導体規制で日オランダと合意か=対中包囲網強化―報道
【ワシントン時事】米ブルームバーグ通信は27日、バイデン米政権が昨年10月に発動した半導体の対中輸出規制を多国間の枠組みに拡大するため、半導体製造装置に強みを持つ日本、オランダ両国と合意に達する見通しだと報じた。米主導の「対中包囲網」形成に中国は強く反発しており、米中ハイテク競争が激化するのは必至だ。
米日オランダ3カ国による半導体の輸出規制強化に向けた協議が米東部時間27日に節目を迎える可能性がある。バイデン米大統領は今月13日に岸田文雄首相と、17日にオランダのルッテ首相とそれぞれ会談しており、先端技術を使って軍事力強化を図る中国の軍民融合政策に対して「懸念を共有している」(米政府高官)という。
[時事通信社]
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