原発付近で相次ぐ爆発音=IAEAトップが指摘―ウクライナ
【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は26日、ウクライナ南部のザポロジエ原発周辺で、爆発音が相次ぐなど戦闘行為が継続していると指摘した。同原発の監視に当たるIAEA職員から、ここ数週間毎日のように近隣での戦闘行為に関する報告が届いているといい、速やかに「安全・保護区域」を設置する必要があると訴えた。
グロッシ氏は声明で「現場にかなり近いところでも爆発が起きているようだ」と説明。25日には「8回の強力な爆発音が響き、事務所の窓ガラスが揺れた」という。
同原発はロシア軍の占領下にあり、ウクライナ軍と衝突する前線に位置する。ウクライナ国営通信によると26日、原発のあるザポロジエ州ではロシアのミサイル攻撃で3人が死亡した。付近ではロシア軍が兵力を補強しているとの情報もあり、戦闘の激化が懸念されている。
[時事通信社]
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