「救世主」に名乗り=3年ぶり復帰のアルモンテ―プロ野球・中日
推定年俸は3000万円と助っ人にしては格安だが、懸かる期待は大きい。中日に3年ぶりに復帰したソイロ・アルモンテ外野手(33)。「もう一度チャンスをもらえて心からうれしい。(中日での)3年間の経験を生かしてチームを助けたい」。20日に来日し、22日にはナゴヤ球場で始動。昨季最下位のチームを押し上げようと、気合は十分だ。
来日1年目の2018年は132試合で打率3割2分1厘、15本塁打、77打点。その後はけがもあって出場試合数を減らし、20年に退団した。韓国リーグを経て、昨年はメキシカンリーグに所属。90試合で打率3割2分2厘、27本塁打、95打点の好成績を残し、健在ぶりを示した。
中日は昨季、総得点や本塁打数が12球団最少。打線を強化するため、かつての中軸に白羽の矢が立った。ドミニカ共和国でのウインターリーグを立浪監督が視察し、再獲得が決まった。監督が「そこそこ打つと計算している」と言えば、和田打撃コーチも「技術はすごく高い。日本野球も分かっているので期待している」と太鼓判を押す。
3年前よりも体重が5キロほど減り、動きやすくなったという。一方で変わらないのはトレードマークのひげ。立浪監督はひげの禁止を掲げていたが、アルモンテによるとドミニカで話した際に認められたそう。「体の一部だし、そらなくていいと言われてうれしかった」と笑顔で感謝した。
主に左翼を守るが、出場機会を増やすため一塁も練習中。昨季、4番としては物足りない成績だったビシエドの発奮にもつながりそうだ。
[時事通信社]
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