10~12月期の米GDP、2.9%増=2期連続プラス成長―22年通年は2.1%増に大幅鈍化

【ワシントン時事】米商務省が26日発表した2022年10~12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.9%増だった。伸びは前期(3.2%増)から鈍化したものの、2四半期連続のプラス成長となり、市場予想(2.6%増)も上回った。インフレが続く中、堅調な個人消費に支えられた。
22年通年は前年比2.1%増。新型コロナウイルス感染拡大が落ち着き、経済活動の再開で37年ぶりの高成長を記録した21年(5.9%増)から大きく減速した。
22年10~12月期は、GDPの約7割を占める個人消費が前期比2.1%増。設備投資は0.7%増に鈍化した。輸出は1.3%減と、3期ぶりに縮小した。
インフレ抑制に向けて連邦準備制度理事会(FRB)が急速な利上げを進めたことで住宅ローン金利が大幅に上昇。これにより住宅投資は26.7%減と、3四半期連続の2桁マイナスとなった。
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