大雪対応、JR西に指導=列車18本立ち往生で―近畿運輸局
大雪の影響によりJR東海道線などで列車18本が立ち往生した事態を受け、国土交通省近畿運輸局は26日までに、JR西日本に対し、原因究明と再発防止策を講じるよう文書で指導した。25日付。
同社によると、東海道線など3路線で24日夜から25日朝にかけ、計18本の列車が駅間で一時動けなくなり、乗客約7200人が最大10時間にわたり車内に閉じ込められた。線路の向きを切り替えるポイントが凍結したためで、同社は予想降雪量が基準に達しておらず、ポイントに積もった雪を溶かす融雪器の作動を見送っていたと説明している。
近畿運輸局は寒波到来前、同社に注意喚起しており、担当者は「利用者に多大な迷惑を掛けたことは遺憾。事案の重大性を十分に認識し、しっかり検証してほしい」と要望した。列車の立ち往生後、同社からの報告が遅かった点も問題視しているという。
中村圭二郎・JR西日本安全統括管理者の話 指導を真摯(しんし)に受け止めて早急に改善を図り、再発防止に全力で取り組む。
[時事通信社]
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