相次ぐ強盗、「ルフィ」名乗る指示役=東京・狛江強殺、モニター破壊し映像確認妨害か
全国で相次ぐ強盗事件を巡り、逮捕された複数の容疑者がSNSを通じ、「ルフィ」と名乗る人物から指示を受けていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、強盗グループはSNSを通じて「闇バイト」に応募してきた人物に、追跡が困難とされる通信アプリ「テレグラム」などを通じて強盗に関する具体的な手順などを指示。この際「ルフィ」と名乗っていたといい、昨年10~12月に東京都稲城市、山口県岩国市、広島市西区で発生した強盗事件などに関与していたとみられるという。
一方、東京都狛江市の民家で住人の大塩衣与さん(90)の遺体が見つかった強盗殺人事件で、大塩さん宅1階に設置された防犯カメラのモニターが破壊されていたことも判明した。警視庁調布署捜査本部は、データをすぐに確認できないようにするためだったとみて調べている。
捜査本部によると、大塩さん宅の玄関には防犯カメラが2台設置されていた。1階の壁に掛けられたモニターで映像を確認する仕組みだったが、モニターは壊され、床に落ちた状態だった。
大塩さんは19日午後5時20分ごろ、両手首を縛られ、血を流して倒れているのが見つかった。一人で在宅中に事件に巻き込まれており、地上2階、地下1階建ての自宅のすべての階に物色された形跡があった。
また、警視庁は24日、昨年12月に東京都中野区の民家で約3000万円が奪われた強盗傷害事件を巡り、いずれも職業不詳の長谷川将司(26)、山田雅也(22)両容疑者を逮捕した。既に逮捕した別の男から押収した携帯電話には、狛江の事件に絡むSNSのやりとりが残っており、同庁は二つの事件の関連を調べる。
[時事通信社]
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