2023-01-20 16:42国際

韓国外務省、「遺憾」表明=佐渡金山の世界遺産登録申請に

 【ソウル時事】韓国外務省は20日、報道官論評で、日本政府が「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録に向け推薦書を再提出したことに「遺憾」を表明した。元徴用工問題の解決に向けた議論が進む中、日韓関係に悪影響を与える可能性もある。
 外務省の李度勲第2次官は相星孝一駐韓大使の代理として浪岡大介公使を呼び出し、抗議した。
 報道官論評では、2015年に登録された長崎県の端島(通称軍艦島)など「明治日本の産業革命遺産」に関して、朝鮮半島出身者について説明するとした日本政府の約束が「忠実に履行されていない」と批判。佐渡金山も「類似の背景を持つ」と主張した。
 その上で「韓国政府は強制労働を含む歴史全体が反映されるよう努力していく」と強調した。
 韓国政府傘下の公益法人「日帝強制動員被害者支援財団」も声明で、佐渡金山の登録申請に「強く反対する」と明らかにし、撤回を要求した。韓国政府は元徴用工訴訟の被告の日本企業の賠償金を同財団が肩代わりする案を問題の解決策として検討している。
 韓国の聯合ニュースは佐渡金山の登録申請について「日本政府は、朝鮮人強制労働を排除し遺産の持つ歴史に背を向けたと批判を受ける」と報じた。 
[時事通信社]

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