2023-01-14 17:03社会

九州など雨量が1月最多記録=東京都心、連続無降水2位―気象庁

 日本列島は14日、低気圧が日本海から東北地方へ進み、低気圧から延びる前線が東北から九州を通過したため、雨が降る所が多かった。気象庁によると、西日本では九州を中心に12時間や24時間などの雨量が1月の統計史上最多記録を更新する所が相次いだ。
 宮崎県えびの市では24時間雨量が午後2時までに151ミリ、長崎市の長崎地方気象台では午前10時50分までに113.5ミリを観測。いずれも1月の記録を更新した。
 一方、関東では12月23日から雨がほとんど降らない日が続いていたが、13日夜から断続的に小雨となった。
 東京都心の「東京」観測点(千代田区北の丸公園)では、全く降らない「無降水」の連続日数が12日で途切れて21日間となり、1886年の統計開始以来、1999年1月14日までの記録と並んで2番目の長さになった。過去最長は57年1月1日までの23日間。
 東京観測点は2014年12月に千代田区大手町から移転したが、記録は引き継がれている。 
[時事通信社]

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