大手企業、冬のボーナス9%増=業績回復で伸び率最大―経団連集計

経団連が22日発表した大手企業の2022年冬のボーナス妥結結果(最終集計)によると、平均額は前年比8.92%増の89万4179円と、3年ぶりにプラスに転じた。コロナ禍で停滞していた経済活動が再開されて業績が持ち直し、伸び率はバブル経済絶頂期の1989年(7.43%)を上回り、現在の集計方法に変更された1981年以降で最大だった。
経団連は「月例賃金の引き上げも2%を超え、賃上げの勢いは冬のボーナスを見ても継続している」と分析した。
コロナ禍で痛手を受けた非製造業は16.86%増の83万2082円と急回復した。特に商業(27.18%増)、鉄道(25.98%増)の伸びが目立った。製造業は7.29%増の91万5724円。このうち、値上げが浸透した鉄鋼が87.23%増と大幅に上昇したほか、電機は2.53%増えた。
集計対象18業種のうち、前年割れは電力(0.80%減)と紙パルプ(0.19%減)の2業種。
調査は、従業員500人以上の大手企業254社を対象に実施。162社(組合員数約83万人)の妥結額をまとめた。
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