欧州中銀、0.5%利上げ=来春から量的引き締めも
【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は15日に定例理事会を開き、物価高を抑えるため、政策金利を0.5%引き上げることを決めた。7月会合以降、利上げは4回連続。ただ、景気後退リスクが高まっていることから、米連邦準備制度理事会(FRB)に追随し、利上げ幅を0.5%に縮小した。
これにより、民間銀行がECBに資金を預ける際に適用する中銀預入金利は2.0%と、リーマン・ショック後の2009年1月以来の水準に戻る。ラガルド総裁は記者会見で、「インフレ率は依然として非常に高く、目標を上回る状態が長く続くだろう」と述べ、利上げを継続する方針を表明。23年3月から保有資産を減らす「量的引き締め」を進めるとし、同2月の次回会合で詳細を決める考えも示した。
[時事通信社]
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