中国主席「連帯強化が必要」=湾岸・アラブ首脳に訴え
【カイロ時事】中国の習近平国家主席は9日、訪問先のサウジアラビアの首都リヤドで、ペルシャ湾岸6カ国からなる湾岸協力会議(GCC)やアラブ諸国との首脳会議にそれぞれ出席した。習主席は「中国とアラブ諸国は、戦略的パートナーとして、連帯と協力の強化をしなければならない」と演説し、経済や安全保障など多岐にわたる分野での関係深化を訴えた。
中東に対する米国の関与が薄れる中、中国が中東における影響力拡大を図るのが狙い。
GCCの会議で習主席は、「大量の原油輸入の継続と液化天然ガスの輸入拡大」を約束し、エネルギー分野での協力を明言。石油やガスの人民元建て取引にも言及した。石油取引はドル建て決済が一般的で、米国の影響力をそぐ思惑があるとみられる。
会議後に発表された声明では、エネルギー、貿易、投資、先端技術、宇宙などの分野で協力する重要性を強調。政治を含む「新たな領域」の拡大で合意したと発表した。
[時事通信社]
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