神戸でイルミネーション点灯始まる=「ルミナリエ」代替―阪神大震災鎮魂
阪神大震災の犠牲者の鎮魂と復興を願う祭典「神戸ルミナリエ」の代替イベントが9日、神戸市中央区で始まった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、光の回廊を設けないなど、3年連続で規模を縮小しての開催となった。イルミネーション点灯は18日まで。
同区内の会場4カ所に、過去のルミナリエなどで展示された電飾計11基を設置した。東遊園地会場にあるメイン作品「カッサアルモニカ」は電飾で彩られた高さ11メートルの光の聖堂。イタリア語で「音楽の家」を意味し、期間中は音楽ステージとしても使われる。9日は同市立小学校の合唱団が、震災以降歌い継がれてきた合唱曲「しあわせ運べるように」などを披露した。
ルミナリエは震災が起きた1995年以降、コロナ前の2019年まで毎年開催されてきた。代替イベントも含めてこれまで欠かさず訪れてきたという同市垂水区の女性(70)は「この時期になると自然と来たくなる。光を見るとほっとする」と話した。
[時事通信社]
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