米スポーツ界、ロシアで拘束の女子バスケ選手釈放に喜びの声
【ワシントンAFP=時事】ロシアで収監されていた米女子プロバスケットボール(WNBA)のブリトニー・グライナー選手が約10か月ぶりに釈放されたことを受けて、元コーチやチームメート、同国プロバスケットボール(NBA)の選手たちが8日、こぞって喜びの声を上げた。≪写真は、ブリトニー・グライナー選手≫
2月に違法薬物密輸の疑いで逮捕された32歳のグライナー選手は、アラブ首長国連邦アブダビの空港で行われたロシアの武器商人ビクトル・ボウト受刑者との囚人交換で自由の身となった。
WNBAで得点王2回とオールスター選出8回を誇り、2014年には所属チームであるフェニックス・マーキュリーの優勝に貢献したグライナー選手が釈放されたとの一報に、支援者は喜びと安堵(あんど)の声を上げた。
昨年の東京五輪で同選手を擁する米代表チームを金メダルに導いたドーン・ステーリー氏は「衝撃的で、泣いた。正直、泣いてしまった」と述べ、「私たちはこの瞬間をずっと祈っていた」と話した。
マーキュリーはNBAのフェニックス・サンズと共同で「奇跡的で、ありがたいことに、拘束期間は294日で終了した。われわれの友人であり姉妹である彼女は、自分の居場所である家へ帰るところだ」とのコメントを発表した。
また、NBAのスター選手であるクリス・ポールをはじめ、トレイ・ヤングやカイリー・アービングも、SNSでグライナー選手の釈放を喜んだ。
アービングはツイッターに「本物の戦士の姿はいかなるものかを実証してくれてありがとう」とつづり、「君は永遠に無条件で大勢から愛されている」と投稿した。
マーキュリーの同僚であるブリアナ・ターナーも、「これまでで最高のニュース。BG(グライナー)が(クリスマスの)休暇に間に合って本当にうれしい」とツイートした。【翻訳編集AFPBBNews】
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