2022-12-09 17:26国際

前警察署長らの逮捕状再請求へ=雑踏事故で業過致死傷の疑い―韓国

 【ソウル時事】ソウルの梨泰院で日本人2人を含む158人が死亡した雑踏事故を巡り、韓国警察の特別捜査本部は、現場を管轄する竜山警察署の李林宰前署長と、同署の緊急通報を統括する「112状況室」のソン・ビョンジュ前室長の逮捕状を検察を通じて再請求する方針を示した。韓国メディアが9日、報じた。
 ソウル西部地裁は5日、証拠隠滅教唆の疑いでソウル警察庁の元幹部ら2人の逮捕を認めた。一方、業務上過失致死傷容疑の李前署長とソン前室長の2人は「現段階では逮捕に必要な証拠隠滅と逃亡の恐れを認めにくい」として、逮捕状請求を棄却。不満を抱いた遺族は警察に徹底捜査を求めていた。
 捜査本部は、李前署長ら2人への業務上過失致死傷容疑について、証拠資料を補強するなどした後で令状を再請求する方針。現場到着が遅れた李前署長を巡っては、事故直後に着いたとする虚偽の報告書の作成を指示した虚偽公文書作成容疑の追加も検討する。
 警察関係者は、韓国紙・東亜日報に対し「現場責任者の李前署長の容疑をまず立証してこそ、今後上層部や他機関の責任者への捜査も続けられる」と強調した。 
[時事通信社]

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