同性婚保護法案、下院も通過=「右傾化」最高裁に対抗―米
【ワシントン時事】米連邦議会下院は8日、同性婚の権利を保護する法案を賛成258、反対169の賛成多数で可決した。連邦最高裁による同性婚の権利見直しが懸念される中、立法府が予防的に連邦法による保護を図った形だ。先月、上院を通過しており、近くバイデン大統領の署名を経て成立する。
バイデン氏は8日の声明で、「議会は数多くの婚姻を保障する手だてを守った」と称賛。党派対立が激しい議会で野党・共和党の39人が賛成に回ったことを踏まえ、「最も基本的な権利を守るために民主党と共和党が協力できることを示した」とも語った。
最高裁はトランプ前政権下で保守的な判事が増えた結果、人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定する判決を下した。この際、判事の1人が、合憲と認められている同性婚の権利についても見直しを示唆する意見を付記していた。
[時事通信社]
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