ブラジルのダンスに賛否、監督も参加でゴール喜ぶ カタールW杯
【ドーハAFP=時事】サッカーW杯カタール大会の決勝トーナメント1回戦で、ブラジルの選手がダンスを踊って得点を派手に喜び、さらに監督もその輪に加わったことに対して、賛否両論の声が上がっている。≪写真は先制点を喜ぶブラジル代表メンバー≫
サッカーW杯カタール大会の決勝トーナメント1回戦で、ブラジルの選手がダンスを踊って得点を派手に喜び、さらに監督もその輪に加わったことに対して、賛否両論の声が上がっている。
これについて、かつてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドで主将を務め、現在は辛口で有名な解説者のロイ・キーン氏は、「あんなに踊りまくるのは見たことがない。『ストリクトリー(・カム・ダンシング)』を見ているみたいだ」とセレブによるダンスコンテストで人気の番組を引き合いに出して批判。「今目にしているものが信じられない。本当にね」と話した。「好きじゃない。相手へのリスペクトがあまり感じられないと思う」
リシャルリソンがチームの3点目を決めた後には、チッチ監督も加わってベンチ前で得点を喜んだ。リシャルリソンは、以前からダンスの練習をしていたとコメントしている。
61歳のチッチ監督はパフォーマンスについて擁護し、「意地悪な人間は常にいて、そういう人はあれを失礼な行為と理解するだろう」と話し、「選手には、私を少し隠してくれと言った。見えていたことは知っている」と明かした。
「ゴールや結果、内容に対する喜び以外の解釈はされたくないし、相手や(韓国を率いる)パウロ・ベントをばかにしたかったわけではない。彼には大いに敬意を払っている」
1994年のW杯米国大会に米国代表として出場したアレクシー・ララス氏は、さまざまな喜び方があっていいと話した。
一方、リバプールやスコットランド代表時代に激しいタックルでならし、現在は生真面目な解説者として有名なグレアム・スーネス氏は否定派で、「ブラジルの選手とぶつかる選手が現れるのは時間の問題だ」と語っている。【翻訳編集AFPBBNews】
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