タリバン、公開処刑を復活=政権奪取後初、殺人罪で―アフガン
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権は7日、西部ファラー州のスポーツ競技場で、殺人罪で死刑判決を受けた男の刑を公開で執行したと同日発表した。暫定政権によると、公開処刑は昨年8月の政権奪取以降で初。バラダル副首相やハッカニ内相ら暫定政権の最高幹部が立ち会ったという。
アフガンでは旧タリバン政権時代(1996~2001年)、銃撃や石打ちなどによる公開処刑が頻繁に行われていた。極端なシャリア(イスラム法)解釈により、恐怖で統治する手法がより鮮明になってきた。
暫定政権の発表によれば、処刑された男はバイクなどを奪う目的でファラー州出身の男性を殺害した。処刑は被害者と同様の苦痛を加害者に与えるキサース刑(同害報復刑)を適用。暫定政権のムジャヒド報道官は、ツイッターに「被害者の父親が死刑囚を銃で3発撃った」と投稿した。
[時事通信社]
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