カスティジョ大統領罷免=「国会解散宣言」で身柄拘束―ペルー
【サンパウロ時事】南米ペルーの国会(一院制、定数130)は7日、急進左派のカスティジョ大統領が「倫理的に不適任だ」とする罷免決議案を採決し、必要な3分の2を上回る101票の賛成で可決した。カスティジョ氏は失職し、ボルアルテ副大統領が職務を引き継いだ。
カスティジョ氏は罷免を免れるため、採決に先立ち、国会を「一時的に解散する」と宣言。国家警察は憲法に反する命令を出したとして、同氏の身柄を拘束した。
ペルーでは政党間の対立で政情不安が続いている。大統領は2018年3月にクチンスキ氏が汚職で罷免直前に辞任後、ボルアルテ氏で5人目。21年7月に発足したカスティジョ政権でも、国会の過半数を占める中道・右派の野党勢力の圧力で首相が4人交代した。
[時事通信社]
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