「航空宇宙自衛隊」へ改称=安保3文書に明記、新領域重視―政府方針
政府は7日、航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する方針を防衛力強化に向けた自民、公明両党のワーキングチーム(座長・小野寺五典元防衛相)に示した。月内に改定する国家安全保障戦略など関連3文書の骨子案に盛り込んだ。実現すれば、1954年7月の空自発足から初めての改称となる。
安全保障分野では近年、宇宙やサイバーなどの新領域が重視されている。政府は改称によって宇宙領域への取り組みを強化する姿勢を鮮明にする狙いがある。
自民党は4月の提言で「宇宙作戦に携わる人員を早急かつ大幅に増員し、防衛省・自衛隊の体制を抜本的に強化する中で、航空宇宙自衛隊に改編することも検討する」と明記していた。米軍は2019年8月に宇宙軍を復活させている。
7日の会合では、3文書改定に向けて、地域の安全保障情勢の認識を協議した。覇権主義的な行動を取る中国を「脅威」として捉える自民党と、公明党の主張が折り合わず、引き続き調整することになった。
[時事通信社]
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