事業拡大託された榊原氏=「米国式」に興味―プロ野球コミッショナー
「五十数年、実業の世界に身を置いてきたが、プロ野球というのは常に身近な存在だった」と言う榊原氏。事業拡大路線の加速を託された。
就任に先立って臨んだ報道各社との合同インタビューでは、「ファンにいかに満足してもらうか、どうやって広げていくかが重要。これからよく勉強したい」と述べた。米大リーグとの比較を強調し、「人口比が3対1で、球団数もほぼ3対1。なのに売り上げだけが10分の1というような状況。拡大できる余地はある。米国式のやり方を参考にできるのではないか」とみる。野球が盛んな韓国や台湾を中心に「アジア圏との交流」にも可能性を感じている。
プロ野球を賭けの対象とすることには反対の立場を明確にし、「欧米のようなベッティングは避けるべきだ。健全なスポーツだから」と言葉に力を込める。
前任の斉藤氏も事業拡大に力を入れたが、新型コロナウイルス対応に追われたのが実情。観客数がコロナ前の水準に戻りつつあるタイミングで、新コミッショナーの手腕に期待がかかる。
[時事通信社]
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