消費税の追徴額過去最高=869億円、法人調査―国税庁
国税庁は5日、全国の国税局などが6月までの1年間に実施した法人に対する税務調査で、消費税の追徴額が869億円に上り、過去最高だったと発表した。
同庁によると、事業所訪問を伴う消費税の実地調査は4万件と前年比62.9%増えた。販売時よりも仕入れ時に掛かった消費税の方が多かったとして国に還付を申告した法人への調査にも力を入れ、同69.6%増加の372億円を追徴したことなども全体の額を押し上げる要因になったとみられる。
法人税の調査では、所得の申告漏れが前年比14%増の6028億円、追徴額も同19.1%増えて1438億円だった。
法人税調査で不正発見の割合が高い業種としては、郵便配送などを除く「その他の道路貨物運送」が32.8%と最も高く、総合病院や歯科医院などの「医療保健」が31.2%と続いた。
また、宗教法人のうち、法人税の申告義務がある収益事業を行っているのは1万3725法人、給与所得の源泉徴収義務があるのは5万1507法人あることが明らかになった。
[時事通信社]
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