真っ向勝負も完敗=若き米国の挑戦終わる―W杯サッカー
力の差をまざまざと見せつけられた。米国は強豪オランダに真っ向勝負を挑むも完敗。戦いを終えると、選手たちはピッチに崩れ落ちた。バーホールター監督は「オランダにはチャンスを物にするプレーの質があり、私たちにはなかった」と実力不足を認めた。
1次リーグ最終戦で負傷交代し、状態が心配されたエースのプリシックが先発。試合開始から積極的に攻めたが、相手の守備は堅く、徐々に流れを失った。
1次リーグ3試合をPKの1失点で乗り切って自信をつけた守備も崩された。パスワークで自陣左サイドを突かれて前半に2失点。後半に1点を返した5分後に追加点を許した。中盤で攻守を支えた主将のアダムズは「あれだけ質の高いチームと対戦して3回、4回とチャンスを与えれば失点する」と肩を落とした。
2026年の次回大会をカナダ、メキシコと共催する。前回ロシア大会の出場を逃してから若返りを図り、今大会のチームは20代が中心。決勝トーナメントを戦った経験は大きな財産となる。
指揮官は「今回の試合から学ばなければならない。今は(オランダの)デパイのような選手はいないが、チームは進歩している」。4年間で、どこまで差を埋められるか。(ドーハ時事)
[時事通信社]
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