ウクライナ大統領、原油価格上限に不満=「ロシアに好都合」と批判
ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、先進7カ国(G7)などがロシア産原油の取引価格の上限を1バレル=60ドル(約8000円)と決めたことに「国際社会の議論は、重い決定を下すことなく終わった」と不満を表明した。その上で、プーチン政権を念頭に「テロ国家の予算にとって好都合なものだ」と痛烈に批判した。
日本を含むG7と欧州連合(EU)、オーストラリアが2日、ウクライナ侵攻を巡る対ロシア追加制裁として合意したのを受け、ビデオ演説で語った。
ゼレンスキー氏は、上限価格に関し「ポーランドやバルト3国が主張した30ドル(約4000円)ではなく60ドルだと、ロシアの国家予算に年間1000億ドル(約13兆4000億円)が入ることになる」と指摘。「こうした予算は(ウクライナに対する)戦争や他のテロ組織を支えるだけでない。重い決定を回避しようとした国々を今後、不安定化させるのにも使われる」と警告した。
[時事通信社]
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