得点、シュートで同数=モドリッチには要注意―W杯サッカー・日本代表
1次リーグE組を2勝1敗で首位突破した日本に対し、決勝トーナメント1回戦でぶつかる前回準優勝のクロアチアはF組を1勝2分けの2位で通過した。日本にとっては史上初の8強入りが懸かる大一番。相手や状況は異なるものの、両チームを1次リーグ3試合の国際連盟(FIFA)の統計で比較した。
得点数は同じ4。失点数は日本の3に対し、クロアチアは1と堅い守備を誇る。シュートは同数の30本だが、枠内シュート数は日本が9、クロアチアは倍近い16。ボール支配率は日本の平均29%に対し、クロアチアは同46%で、パスの本数と成功数もクロアチアが圧倒する。
クロアチアは司令塔のモドリッチに警戒が必要だ。全3試合に先発出場。相手の守備を突破した回数はチーム399回のうちトップの61回を数えるなど、攻撃の起点になっている。日本は中盤で対峙(たいじ)するであろう遠藤(シュツットガルト)、守田(スポルティング)らに奮起が求められる。
日本の守備ラインを支えてきた板倉(ボルシアMG)が累積警告で出場できないのは痛手だが、クロアチアは1次リーグ全3試合に先発した選手が10人もいる。対照的に、先発メンバーを入れ替えながら戦った日本はGK権田(清水)や吉田(シャルケ)ら4人だけ。ここからは一発勝負。1次リーグで蓄積した疲労などにも命運を左右される。
◇日本とクロアチア、1次リーグの主なデータ
日本 クロアチア
得点 4 4
失点 3 1
シュート数 30 30
枠内シュート数 9 16
BP(平均) 29% 46%
パス本数 1061 1707
パス成功数 884 1487
パス成功率 83% 87%
(FIFAの統計より抜粋。小数点以下
は切り捨て。BPはボール支配率)
(ドーハ時事)
[時事通信社]
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