ウクライナ兵の死者1万3000人=東・南部で交戦続く
【ロンドン時事】ロシアによるウクライナ軍事侵攻が2月に始まって以降、戦闘などで死亡したウクライナ兵の数が最大1万3000人に上ることが、ウクライナ政府の1日の発表で明らかになった。8月下旬に軍が公表した死者数は約9000人で、3カ月余りで大幅に増えた。
ポドリャク大統領府顧問が軍参謀本部からの報告を基に、地元テレビのインタビューで述べた。それによると、兵士の死者数は推定1万~1万3000人。負傷兵の数はこれを大幅に上回り、民間人の犠牲者も「膨大」という。ゼレンスキー大統領が「適切な時期」に、死傷者数の正確なデータを公表するとした。
ポドリャク氏はまた、ロシア軍の戦死者を最大10万人、負傷者と行方不明者を10万~15万人と見積もった。別の大統領顧問は11月30日、ロシア軍の死者がウクライナ軍の7倍に上ると主張。米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は同月、ロシア兵の死傷者が10万人を超え、ウクライナ側も同程度と推定している。
ウクライナでは1日も交戦が続き、東部ドネツク州の前線バフムート周辺や南部ヘルソン州で、ロシア軍の激しい砲撃があったと伝えられる。ヘルソン州高官によると、同州では過去24時間に砲撃で3人が死亡。ロシア軍は11月にヘルソン市から撤退したが、ドニエプル川の対岸に陣地を築き、そこから攻撃を強化しているもようだ。
[時事通信社]
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