岸田首相が収入2億円超でトップ=党首比較、2位は国民・玉木氏―政治資金

2021年の政治資金収支報告書で与野党7党首の収入を比較すると、トップは岸田文雄首相(自民党総裁)の2億2926万円だった。1億円以上の収入を得たのは首相のみで、2位の玉木雄一郎国民民主党代表の7252万円に3倍以上の差をつけた。自民党総裁の1位は8年連続。
党首の資金管理団体と党首自身が代表を務める政党支部の収入を合計して比較。両団体間の資金の移動は除いた。関係者が代表を務める政治団体の収入も含めていない。
首相の収入は前年から7000万円以上増加。計8回行った政治資金パーティーなどの事業収入は1億2842万円で、献金は地元・広島県の企業、日本医師連盟などを中心に個人・団体合わせて6998万円だった。
玉木氏は前年から5000万円以上増やし、順位も3位から2位に浮上。このうち4000万円は党からの交付金だった。献金は2435万円。このうち1079万円が個人によるもので、個人献金の額では首相を上回った。
日本維新の会の馬場伸幸代表が5958万円で3位。個人献金が3999万円に上り、収入の約7割を占めた。4位は立憲民主党の泉健太代表で3551万円。前年から1500万円近く増やしたものの、順位は二つ下がった。
5位以下は、社民党の福島瑞穂党首1769万円、れいわ新選組の山本太郎代表1236万円、公明党の山口那津男代表938万円の順だった。共産党の志位和夫委員長とNHK党の立花孝志党首は資金管理団体と政党支部のいずれの代表にもなっていない。
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