2022-12-01 04:37スポーツ

41歳佐々木「中年の星に」=26年五輪へ、8年ぶり復帰―アルペンスキー

 アルペンスキー男子で五輪4大会に出場し、8年ぶりに現役復帰した佐々木明(41)が、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指して本格始動する。来季のワールドカップ(W杯)出場資格を得るため、今季は北米や欧州の下部大会を転戦する予定。海外遠征前に東京都内で記者会見し、「中年の星になりたい」と意気込みを語った。
 W杯の回転で2位に3度入った実績を誇り、14年ソチ五輪後、競技に一区切り。山岳スキーヤーなどとして活動していたが、昨夏の東京五輪と今年2月の北京五輪に心を動かされ、アルペン再挑戦を決断した。資金の一部はクラウドファンディングで募り、3400万円以上が集まったという。
 地道にトレーニングを積み、今夏は南米に遠征。8月の国際スキー・スノーボード連盟(FIS)公認大会復帰戦は、極度の緊張で「何も覚えていない。気付いたらゴールしていた」という中で優勝。2戦目も勝ち、欧州のスキーメーカーから支援のオファーが相次いだ。好条件で契約を結び、厳しい戦いに再び臨む体制も整いつつある。
 競技を離れていた間に、世界のレベルは格段に向上。若手選手は速く攻撃的に滑り、旗門はより厳しく設置されるようになった。「異次元。自分がやっていた競技じゃない」と感じながらも意欲をかき立てられた。
 日本のナショナルチームとは距離を置き、26年五輪の出場枠獲得を狙う。40代での挑戦は世界的にも異例だが、「絶対に完結させる。そういう気持ちで、金メダルに向かって全力で頑張っていく」。不退転の決意を示している。
[時事通信社]

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