中国の江沢民元国家主席が死去=96歳、高度成長路線を推進―貧富の差、腐敗を拡大

【北京時事】1989年6月の天安門事件後、13年間にわたり中国のトップに君臨した江沢民元国家主席(元共産党総書記)が30日午後0時13分(日本時間同1時13分)、白血病と多臓器不全により、上海市で死去した。96歳だった。国営新華社通信が伝えた。
新華社は江氏を「崇高な威信を持つ卓越した指導者」「党の中央指導集団の核心」とたたえ、私営企業家の入党に道を開いた同氏の思想「三つの代表」を「必ず学ばなければならない」と強調した。追悼大会が後日行われる予定で、葬儀委員会の主任委員を習近平国家主席が務める。
江氏は、高度成長をけん引し、中国を経済大国へと導いた。一方、貧富の差を広げ、幹部の腐敗を深刻化させるなど社会のひずみも拡大。日本と歴史問題で対立するきっかけもつくった。



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