給食中の会話、対策すればOK=文科省、「黙食」記述削除で明確化
文部科学省は29日、学校給食の際、机を向かい合わせにしないなどの新型コロナウイルス対策を講じれば、児童や生徒の間で会話することは可能だとする通知を全国の教育委員会などに出した。政府の新型コロナ対策の基本的対処方針から「飲食は黙食を基本とする」との記述が削除されたのを受け、給食時の対応を明確化した。
同省はこれまで、学校向けの衛生管理マニュアルで、「黙食」という言葉は使っていないものの、給食中は飛沫(ひまつ)が飛ばないように机を向かい合わせにしないことや、大声での会話を控えることなどを求めてきた。政府の対策方針もあり、実際には各地で黙食が行われてきた。
ただ、感染状況が落ち着く中、子どもたちの発達に悪影響を及ぼしかねないとして、黙食指導を緩和する地方自治体が増加。国にマニュアルの見直しを求める声が上がっていた。
[時事通信社]
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