バレンシアガの広告が物議 子どもに「ボンデージ」のぬいぐるみ
【ニューヨークAFP=時事】仏ケリング傘下の高級ファッションブランド、バレンシアガが、ボンデージ(性的な拘束行為)衣装とみられるものを着けたぬいぐるみを子どもに持たせた写真を広告に使用し、物議を醸している。同ブランドは広告を撤回し謝罪。米タレントのキム・カーダシアンさんは関係見直しを表明した。≪写真はカーダシアンさん≫
問題となったのは2023年春夏シーズンの広告に使われた写真2枚で、クマのぬいぐるみの形をしたハンドバッグを持つ子どもを写したもの。ぬいぐるみ部分が、銀色の飾り付きの黒い革ひもを装着していたことから、批判を呼んだ。
さらに、バレンシアガと独スポーツ用品大手アディダスのコラボ広告で使われた別の写真に、児童ポルノに関する米最高裁判所の判決の文書が紛れていると指摘する声もインターネット上で上がった。
バレンシアガは先週、問題の写真を取り下げるともに、インスタグラムへの投稿でこれらの広告について謝罪。判決文を使用した広告の制作会社を相手取り、2500万ドル(約35億円)の損害賠償支払いを求める訴訟を起こしたと報じられている。
バレンシアガの広告塔を務めるカーダシアンさんは27日、7400万人のフォロワーを持つインスタグラムへの投稿で、「4児の母として、これらの不穏な画像に動揺している」と表明。広告制作の経緯を確認中だとした上で、「バレンシアガとの今後の関係を見直している」と明かした。【翻訳編集AFPBBNews】
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