馬毛島基地、鹿児島知事が計画容認=米軍機の訓練移転
米軍機訓練移転に伴う馬毛島(鹿児島県西之表市)での自衛隊基地建設計画を巡り、同県の塩田康一知事は29日の県議会で「総合的に検討した結果、理解せざるを得ない」と述べ、容認する意向を表明した。これまでは、環境影響評価(アセスメント)の結果や地元の意見を踏まえて判断するとして、態度を明確にしていなかった。
これにより、関係自治体で賛否を明らかにしていないのは、西之表市の八板俊輔市長のみとなった。
県議会後、塩田氏は記者団の取材に応じ、防衛省の対応について、安全・環境対策は十分確保されていると評価。その上で「安全保障の必要性を考えた」と容認の理由を説明した。
一方、八板氏はコメントを発表し、「知事としての立場で発言したと受け止めている」と理解を示しつつも、「市民の不安解消や安心・安全の担保に至っていない部分もある」として、自身の判断には触れなかった。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
イスラエル首相、ロシア・ウクライナ仲介に意欲=軍事支援も検討
-
4カ月連続で金利上昇=フラット35、伸び率最大に
-
美濃加茂市長の再審開始認めず=汚職事件で有罪確定―名古屋高裁
-
韓国の寺の所有権認めず=対馬の盗難仏像、一審覆す―韓国高裁
-
容疑者とみられる41歳男死亡=昨年12月に自殺か―宮台さん襲撃・警視庁
写真特集
-
【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース
-
【サッカー】リオネル・メッシ
-
【サッカーW杯】史上初の女性審判
-
【サッカー】サウジアラビア エルベ・ルナール監督
-
【サッカーW杯】サポーターのごみ拾い
-
【サッカーW杯】森保ジャパン・全試合
-
カタール初の地下鉄「ドーハメトロ」
-
【サッカーW杯】カタール2022・開会式