「アフガン自立へ歩み継続」=中村医師銃撃3年で追悼式―福岡
福岡市のNGO「ペシャワール会」現地代表として、アフガニスタンで長年医療活動などに従事した医師中村哲さん=当時(73)=が凶弾に倒れてから来月4日で3年となるのを前に、同市内で26日、追悼式が営まれた。各地のスタッフや会員ら約450人が参列し、黙とうをささげ、中村さんをしのんだ。
式では、医師の村上優会長が「アフガニスタンの人々の自立へ向け、次の歩みに取り組む」とあいさつ。長女の秋子さんは、温暖化による干ばつや飢饉(ききん)が続いていることにも触れ、「現地の人たちの生活は少しの猶予もない。一人ひとりが関心を持つことが大事」と訴えた。
同会は中村さんの遺志を継ぎ、アフガンの医療活動やかんがい事業などを続けている。村上会長は式後、「活動は一つの明かりでしかないが、この明かりをともさなければならないし、消してはならない」と話した。
[時事通信社]
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