2022-11-24 21:01スポーツ

血が騒ぐ王鵬=豊昇龍破り、トップ並走―大相撲九州場所

 土俵で顔を合わせるのは、同学年で初土俵も同期の関脇豊昇龍。番付では水をあけられており、西前頭13枚目の王鵬は「意識していない」はずだったが、優勝争いで1差リードする相手との一番。「自然と気持ちは入った」
 しっかり踏み込み、強く当たった。やや慌てたかのように出てきた豊昇龍の攻めに後退したものの、余裕があったのだろう。頭が下がった相手をはたき込み。「(出足を)大事にと思っていた。いい立ち合いができた」。自賛する内容で幕内では自身初となる2桁白星に到達し、普段はおっとりとしている表情に覇気がにじんだ。
 高安も加えた3人が2敗のトップに並んだ。初めて経験する賜杯争いに重圧もあるはずだが、「燃える。毎日が楽しい」と言い放つ。祖父は大横綱の大鵬。元関脇貴闘力の父も優勝を経験している。その血が騒ぐのか。元横綱朝青龍のおいに当たる豊昇龍を退けた。
 役力士との対戦も初めてだった。注目を集める取組に臨むことを幼少期から夢見ており、「楽しい気持ちが一番にある。それで優勝にも絡んでいけるのはうれしい」。無欲に、朗らかに前進する。
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集