マレーシア首相にアンワル氏=国王が「統一政府」要請

【シンガポール時事】マレーシアのアブドラ国王は24日、先の総選挙で第1勢力となった希望連盟のアンワル元副首相を第10代首相に任命した。アンワル氏は宣誓し、新首相に就任した。アンワル氏は記者会見し、「新政権は腐敗を許さない。経済問題に最優先で取り組む」と意欲を語った。
19日に投開票が行われた総選挙では、イスマイルサブリ前首相の国民戦線の腐敗体質を糾弾した希望連盟が優勢となった。しかし、希望連盟、ムヒディン元首相が率いる国民連盟、国民戦線のいずれの政党も単独で過半数の112議席を確保できず、激しい連立交渉を繰り広げてきた。
混乱の長期化を恐れた国王が調整に乗り出し、「統一政府」樹立を各党に求めた上で、アンワル氏を首相に選んだ。アンワル氏は会見で「統一政府は希望連盟、国民戦線、サラワク州の地域政党連合GPSなどで構成される。ほかの政党の参加も歓迎する」と語った。
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