2022-11-24 20:29国際

ウクライナ全土にミサイル攻撃=10人死亡、各地で停電

 【ワシントン時事】ロシア軍は23日、ウクライナ全土を再びミサイルなどで攻撃した。ウクライナ内務省によると、この攻撃で少なくとも10人が死亡。電力インフラも大打撃を受け、首都キーウ(キエフ)や西部リビウなど各地で大規模な停電が発生した。
 ロシアの侵攻開始から24日で9カ月。ウクライナのゼレンスキー大統領は国連安保理の緊急会合でオンライン演説を行い、「気温が氷点下となる中、ロシアのミサイルで何千万人もの人々が電気や暖房、水を失うことになれば、それは明らかに人道に対する犯罪だ」と非難した。
 ウクライナ側の発表によると、ロシア軍は23日に70発のミサイルと5機の自爆型ドローンを発射。このうち51発のミサイルとドローン全機が迎撃されたが、病院や発電所、住宅などが攻撃を受けた。南部ザポロジエ州では病院の産科病棟を直撃し生後間もない男児の命が奪われたという。
 今回の攻撃で、欧州最大規模のザポロジエ原発が再び外部電源を喪失。原子炉の冷却を非常用ディーゼル発電機に頼る事態になったが、ウクライナの原子力企業エネルゴアトムは24日、原発が送電網に再接続されたと発表した。 
[時事通信社]

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