2022-10-01 16:43政治

アントニオ猪木さん死去、79歳=「燃える闘魂」、元参院議員

 「燃える闘魂」のキャッチフレーズでプロレスラーとして人気を博し、参院議員も2期務めたアントニオ猪木(あんとにお・いのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ)さんが1日午前7時40分、心不全のため自宅で死去した。79歳だった。難病「全身性アミロイドーシス」で闘病生活を送っていた。葬儀は未定。
 横浜市出身。家族とブラジルへ移住し、1960年に17歳で力道山にスカウトされ、日本プロレス入りした。「コブラツイスト」「卍(まんじ)固め」「延髄斬り」などを得意技にジャイアント馬場、ザ・デストロイヤーらとともにプロレスブームを巻き起こした。
 72年に新日本プロレスを設立し、タイガー・ジェット・シンら外国人スターを売り出してファンを獲得。76年にボクシングの世界ヘビー級王者、モハメド・アリと異種格闘技戦を行うなど、常に話題をまいた。
 89年にスポーツ平和党を結成し、参院選で初当選。90年の湾岸危機では、イラクに乗り込み、人質となった日本人の解放に尽力した。
 95年に落選したが、2013年に日本維新の会から参院選へ出馬し、18年ぶりに国政復帰。独自のパイプを持つ北朝鮮をたびたび訪れ、親善活動に取り組んだ。19年に政界を去った。
 プロレスは98年に現役を引退したが、その後もイベント企画などを手掛け、「1、2、3 ダァーッ」や「元気ですかー」の掛け声、「闘魂ビンタ」などのパフォーマンスは、国内外で幅広く親しまれた。 
[時事通信社]

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