2022-09-30 11:52World eye

小惑星衝突実験、ウェッブとハッブル両望遠鏡が撮影

【パリAFP=時事】米航空宇宙局(NASA)が今週実施した、探査機を小惑星に意図的に衝突させる実験の様子をジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像が29日、公開された。両望遠鏡が同じ天体を観測したのは初めて。≪写真はNASAの無人探査機「DART」が小惑星「ディモルフォス」に衝突した数時間後の様子を同時に捉えたハッブル宇宙望遠鏡(左≫とジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(右)撮影の画像)
 米国時間の26日夜に行われた実験は、小惑星の軌道を変えることが目的で、NASAの探査機「DART」が小惑星「ディモルフォス」に衝突させられた。
 英クイーンズ大学ベルファスト校の宇宙物理学者アラン・フィッツシモンズ氏はAFPに、ハッブルとジェームズ・ウェッブの両望遠鏡は小惑星のわずか数キロ以内を観測でき、DARTの爆発的な衝突で飛散した物質がはっきりと写されていると説明。「実に壮観だ」と語った。
 両望遠鏡による観測は、飛び散った物質の量と速度や、小惑星の表面の状態を解明するのに役立つ。ジェームズ・ウェッブ望遠鏡の画像が赤色で表示されているのは、同望遠鏡が主に赤外線を利用しているためで、これによりこれまで以上に宇宙の奥深くをのぞくことができる。一方、ハッブル望遠鏡の画像は可視光を捉えているため、青色になっている。【翻訳編集AFPBBNews】

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